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エチオピア

ガイドブックにはきっと載っていないエチオピアの特徴12選

こんにちは、ルイです。

エチオピアにて、念願のアフリカ大陸に初上陸をしました。新しい大陸に足を踏み入れるときは、いつでも胸が高鳴るものです。

今回は、2週間という非常に短い時間ではありましたが、私がエチオピアを 食べ 歩き、見て学び感じたことの中で、特にガイドブックに載っていなさそうな特徴をまとめてお届けします。

ガイドブックに載っているエチオピア基本情報

まず、エチオピアについて簡単な情報を記載しておきます。
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  • 首都:アディスアベバ/Addis Ababa:アムハラ語で「新しい花」
  • 人口:9174万人
  • 言語:アムハラ語、英語、その他州や民族固有の言語が80程存在する
  • 宗教:キリスト教、イスラム教
  • 通貨:エチオピア・ブル(1ブル=5円)
  • 物価:水1L=11ブル、ローカル料理1人前=20ブルくらい

 

ガイドブックにはきっと載っていないエチオピアの特徴

中にはガイドブックに載っていそうなこともありますが、以下、私の独断と偏見で選んだエチオピアの特徴12選を紹介します。

1. アフリカだけど寒い

空港に降り立った瞬間、寒すぎて鳥肌が立ちました。というのも首都のアディスアベバは標高2400mに位置していて、しかも私が訪れた時期は年に一度の雨季。寒いときには15度程しかありませんでした。ありがとう、ヒートテック。これはガイドブック載っていますが、私がチェックし忘れていました。反省。

2. 至る所に青い軍服

アディスアベバはテロ組織アル・シャバーブの標的とされていることから、町の中には青い軍服を身に纏い、ライフルを肩にさげた警官が至る所にちらほら。道を尋ねると親切に教えてくれますが、政府関連の施設の写真を撮ると連行されます。

3. 想像以上に英語が通じる

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どんなに田舎に言っても、以外と英語が通じます。英語で話しかけて来た女の子に「なんでそんなに英語が上手いの?」と聞いてみたところ“education”と一言。エチオピアでは小学校から英語教育が始まり、7年生からは教材の統一の為に全てが英語教育になるそうです。

4. 美人が多い

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エチオピアの女性は美人が多い!タンザニアの人に聞いても、アフリカではエチオピア人女性は美人という認識があるそうです。近隣のアフリカ国と異なり坊主頭の女性は少なく、編み込みややお団子ヘアを多く見かけました。また、最近は直毛スタイルが流行っており、カツラまたはストレートパーマが人気。

5. 町を歩けば中国と韓国

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エチオピアの町を歩いてまず驚いたのが、SAMSUNGとLGの広告の多さです。至る所にこの2社の広告があります。また、街中では高速道路や線路の大規模建設が行われているのですが、その大多数が中国資本で行われています。

6. 「チャイナー!」

国の成長に関わる大規模建設に中国企業が参入していることから、エチオピアのみならずアフリカ(というかもはや世界)においてプレゼンスの高い中国人。その為アジア人を見ると「チャイナ!」と一言。それも1日に1人や2人ではなく、5人にすれ違えば1人は必ず「チャイナ!」と叫んで来ます。

7. 携帯電話とテレビが娯楽

首都ではフィーチャーフォンはもちろん、スマートフォンを使用している人もちらほら。電線は敷かれていなくても電波はあるため、地方でも携帯電話は日常的に使われています。知人とSMSを楽しんだり、音楽を聞いたりと。

テレビはというと、普及率は携帯電話程は高くありませんが、田舎の方の家庭にもあります。エチオピアではチャンネル数が少ないため、ドラマかエチオピア音楽番組かニュースが主に放映されており、富裕層はBBCやNHK worldを受信しています。その為、私が日本人だと分かると「福島は大丈夫か」「島問題はどうなってるんだ」「安倍総理が1月にエチオピアに来たぞ」っと質問攻めに。エチオピア人の世界情勢に関する知識の豊富さには驚かされました。

8. Appleマークはカッコいい

どうやらApple社のロゴマークが非常に流行っているらしく、ミニバスの車体から女性の髪飾りまで、かじられたリンゴマークがエチオピアの町を埋め尽くしています。現地の人気ドラマを見てみると、俳優はiPhoneを使い、多くのシーンでデフォルトのリングトーン”marimba”が使われていたことから、リンゴのロゴマーク=若者の憧れなのかなと勝手に解釈をしました。

9. いろんな意味で濃いコーヒータイム

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エチオピアはコーヒー発祥国と考えられており、コーヒーを飲む行為が儀式化されています。「コーヒーセレモニー」と呼ばれるそのプロセスでは、ジャバナと呼ばれるポットからコーヒーが注がれます。コーヒーカップの横には、ミントやシトラスを連想されるようなテナダムというハーブと、森林を連想させるお香が炊かれます。ロースト深めでガツンと重たいコーヒーがお好きな方は是非エチオピアへ!一杯30円程で楽しめます。ガイドブックに載っていますね。

10. 製造後10年以上の車ばかり

道路を見渡すと、よく言えばダンディー、悪く言えば古い車ばかり。どうやらエチオピアでは車の輸入には150%の関税がかかるらしく、製造されて10年以上経っていれば0%とのこと。私が乗車していたミニバスのバックドアが走行中に全開になり、非常にスリリングな体験を味わいました。中古車とはいえ、TOYOTAが街を埋め尽くしているのを見ると、なんとなく嬉しくなるという日本人あるある。

11.前首相が崇められている

前首相が成長に導いてくれたと、国民の多くは彼を英雄として崇めています。前首相の写真を飾る家庭も。エチオピア人と話すと自国の政治や成長についてどう思うかと聞かれることもしばしばありました。

12.雨が降ると女性は買い物袋を頭にかぶる

インドでも似たような光景を見たことがあります。どの国においても女性にとって髪の毛は大切なもののようです。私自身もトリートメントを三種類持って旅をしています。

 

自分の目で見ないと分からないことがたくさん

以上、ガイドブックには載っていないエチオピアの特徴12選でした。

アフリカの中でも最貧国の一国と言われるエチオピアですが、想像以上に都市化が進んでいて驚きました。田舎に行くとまだジャングルだったり未電化地域もありますが、その傍らで大規模な道路やダムの建設が行われていたり。写真はアディス・アベバで最も盛んな商業施設ゾーン。

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出国前はアフリカ=貧困、水不足、不衛生、発展途上国といった印象を一方的に抱いていましたが、エチオピアだけでも日本の国土の3倍あり、アフリカ大陸全体だと80倍。

日本で生活をしている時はアフリカをあたかも一国のようにみなしていましたが、国によって全く情勢や文化は異なり、国内でもかなり異なります。

海外に出ると、必然的に視野・視座・視点が変わり、日々見えていないものが見えて来たり、変わって見えたり。贅沢すぎることは承知していますが、それでも自分の五感で現地を見てみることは大切だなと痛感した第一国でした。

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